リトルワールドという野外民族学博物館は、愛知県犬山市と岐阜県可児市にあり、「世界の家と暮らし」をテーマにしていていているけっこう珍しい博物館です。
実は、1970年代に大阪で開催された「EXPO'70」で有名な日本万国博覧会は、世界で初めて開催された民族の伝統的な建造物を集め、展示するというものでしたが、その万博が終了した後にリトルワールドが作られました。
屋内展示として、万博記念公園内の国立民族学博物館があるのですが、野外ということもあり、室内では展示できないような大規模なものがあるというところが、大きな特徴となっています。
民族学博物館としては、テーマパーク色のある「人間博物館」というキャッチフレーズがあるところもけっこう珍しいと思います。
現在、22カ国と33施設が展示され、その内部も公開されていて、リトルワールドに入園するだけで、いろいろな国々の生活の暮らしなどがわかりますので、世界一周したような経験を味わうことができ、そこが人気の理由の１つになっていると言えると思います。
1990年代以降には、「新鳥羽水族館」や「志摩スペイン村」、「伊勢戦国時代村」、「ハウステンボス」など、海外の展示をおもに中心としているような感覚のテーマパークが創られてきました。
そして、2001年には、USJこと「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、それからTDSこと「東京ディズニーシー」など、海外旅行が非常に身近なものとなっていき、テーマパークに関しても、創造と工夫が必要となっていったのです。
リトルワールドは、1983年の3月18日に開園された老舗のテーマパークですので、危機的な局面に遭遇することもありましたが、海外旅行でおなじみのフランスやドイツ、そしてイタリア等の家を増やしていくというアイデアと工夫を凝らし重ねていくことにより、危機的な局面を脱してきたのです。
そんな「リトルワールド」は、割引クーポンが発行されていますので、通常料金よりも割引された料金で入園し、リトルワールドを楽しむことができますよ。
ただし、この割引クーポンは、夏期限定の割引クーポンとなっていますので、注意が必要となります。
これは、ＨＰ上で、7月16日から8月31日までの夏期間だけの割引クーポンです。
クーポン画面をプリントアウトして使うことができます。
それにより、入園料金1,600円が1,500円の割引となります。
また、平日のみ適応される「平日学生限定チケット」という割引があり、学生証を提示することによって購入できるようです。
これを使用すると、通常の入館料1,600円、園内利用券1,000円、民族衣装１着試着券300～500円の合計3,000円近くかかるところ、2,000円のみで利用できるます。
さらに、国宝犬山城との割引セットチケット（大人300円割引）や年間パスポートも5,000円で販売されています。
年間で３回以上訪れる方にとっては、年間パスポートを購入される方がお得になりますよ！
